がっかり

近年、いわゆる「スター級」の演奏家という存在が、音楽の世界からすっかり姿を消してしまったように感じます。これは音楽に限った話ではなく、芸術全般、さらには政治家や役者に至るまで同じことが言えるでしょう。かつては、その場にいるだけで周囲を ...
掃除は人柄

掃除というものは、多くの人にとって、あまり積極的に取り組みたいと思わない作業でしょう。時折、集中して楽しむことができる場面もあるにせよ、基本的にはできれば避けたいというのが一般的な考えかもしれません。
とはいえ、世の中には ...
引退か現役か

かつての大晦日には、ベルリン・フィルのジルベスターコンサートが生中継で放送されており、それを見るのが私の恒例行事となっていました。しかし、いつの頃からか、その放送は姿を消してしまいました。アルゲリッチとアバドが演奏するR.シュトラウス ...
加湿器

冬になると我が家ではヒーターをよく使うため、複数の加湿器が欠かせません。しかし、そのうちの一台が古くなって不調をきたしてきたため、新しいものを購入することにしました。
ところが、ホームセンターに行ってみても、加湿器が一台も ...
文化施設

NHKのクラシック倶楽部を視聴していると、周囲が田畑に囲まれた、人口もそれほど多くない田園地帯に、驚くほど立派なホールや複合文化施設が建設されていることにしばしば驚かされます。
近年の節約志向の影響もあり、そういった施設の ...
ディーゼル

ヨーロッパでは、ほとんどの乗用車がディーゼルエンジンを搭載しているんですよ。ディーゼルエンジンって、ガソリンの代わりに軽油を燃料にしていて、日本ではバスやトラックでおなじみの、あのガラガラ音が特徴ですよね。
ヨーロッパでの ...
ほこり

以前、洗車が私の健康法だと書いたことがありますが、その楽しみを感じるのは、きっと掃除している対象が自分の趣味に合っているからなのでしょう。でも、それなら好きなピアノも磨き甲斐があってもいいはずなのに、なぜかピアノの掃除にはあまり熱が入 ...
わざとらしさ

ブラームスのピアノ協奏曲第1番は、数多くあるピアノ協奏曲の中でも、特に僕にとっては特別な作品です。なぜ特別なのか、長々と説明するつもりはありませんが、一言で言うなら「格別」。この曲には、心を揺さぶる魅力的な要素が散りばめられていて、喜 ...
一石二鳥

運動が苦手な人でも、ちょっと体を動かすと気分がスッキリして、心も体も整ってくる瞬間ってありますよね。理屈抜きでいいなって感じるものです。
僕にとって、それが「洗車」です。別に「これが僕の健康法だ!」って大げさに言うつもりは ...
ケータイ

現代は、誰もが便利な携帯電話を持っているにもかかわらず、よほど親しい間柄でない限り、直接電話をかけるのは遠慮するのが当たり前のような雰囲気があります。何かはっきりした用件がある場合に限って、その「遠慮の空気」が消えるというのが現状で、 ...